建築系大学院、即日設計の攻略法!経験者がまとめます!

デザイン

建築系、さらに設計系となると、大学院の受験科目には、建築計画や構造力学、環境設備などのいわゆる座学の科目、それに加えてポートフォリオ(作品集)審査、即日設計があります。今回は、実際に即日設計をして、大学院に合格した私が、即日設計の攻略法をまとめてみたいと思います。

即日設計とは

まず、即日設計とは何か、、ですが、即日設計とは、敷地や必要機能などの条件が与えられ、5~8時間くらいの与えられた時間で、図面、パース、コンセプトをまとめるといった試験内容です。もちろん受ける学校によって、紙のサイズや枚数、与えられる時間は違います。学校側は、受験者の建築を構成する力、それをプレゼンテーションする力を見るわけですね。

即日設計攻略法

  • まずは過去問を解いてみよう
  • 先輩が練習したものを見せてもらおう
  • 決まったパターン、スタイルを持っておこう
  • 過去問を使って、時間内に案をまとめあげる練習をしよう
  • 分かりやすく、考えていることは全て伝える

まずは過去問を解いてみよう

まずは、とりあえず過去問の課題にとりかかってみましょう。そこでおそらく、、全然時間が足りない!!!となるかと思います。僕もそうでした。初めて即日設計に挑んだ時は、5時間経過したところで、紙の半分すら埋まっていませんでした。ですが、慣れれば時間内に解けるようになりますので、安心してください。

先輩が練習したものを見せてもらおう

大学院を受験した先輩がいれば、その方が練習していた即日設計を見せてもらいましょう。着彩の仕方や、レイアウトの方法など、上手くいっているものはどんどん真似した方が良いかと思います。建築設計を専攻している方は、4年生でも忙しい課題があり、その中で大学院の対策をしなければいけないので、意外と時間がありません。

決まったパターン、スタイルを持っておこう

実際に即日設計を時間内に終わらせるとなると、与えられた課題にいちいち新しい形を考えていたのでは、間に合わないことが多いです。なので、ある程度自分の中で、建築の構成、ダイアグラムを持っておくと良いでしょう。課題が与えられた段階で、この条件であれば、あの形が使えるな、、等考え、自分のスタイルに当てはめて進めていくとやりやすいです。自分の形、スタイルがあると、パースを書く際もある程度練習したものを書くことができます。新しく考えた形のパースを書くのって意外と難しいですよね。それを時間内にまとめなければいけないのも、難しいと思います。

過去問を使って、時間内に案をまとめあげる練習をしよう

自分の形や、スタイルがある程度決まってきたら、あとはひたすら過去問を使って、時間内に案をまとめあげる練習をしましょう。即日設計は、慣れですので、最初は全然時間内に解くことができなくても、10回くらい行えば、1時間くらい余裕を持って終わらせることが可能です。そうすれば、細かい着彩や、考えていることの書き込みに時間を与えられ、プレゼンテーションの密度が上がります。

分かりやすく、考えていることは全て伝える

即日設計で重要なのは、分かりやすさと、プレゼンテーションの密度です。与えられた用紙がスカスカだと、なんとなく何も考えられていないようでイメージが悪いですよね。

オススメなのは、断面パースをメインに書くことです。用紙の上半分くらいを使って、インパクトのある絵を書きましょう。断面パースは、設計した建築物の構成や、空間を示すのには持ってこいの表現手法です。そして、それぞれの空間で何が起こるのか、そこはどんな空間かなどを、引出し線を使って書き込みをすると、プレゼンテーションの密度がどんどん上がっていきます。考えていることは全て書き込む勢いで即日設計を作成しましょう。

建築系大学院受験、即日設計まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、建築設計系の大学院に必要な即日設計の攻略法をまとめてみました。まずは、やってみる。そして、自分のスタイルを確立することが、即日設計を時間内にきれいにまとめるコツかと思います。最後まで閲覧頂きありがとうございました。

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