建築系大学院のおすすめは?大学院受験攻略法まとめ!

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この記事をご覧頂いている方は、おそらく建築学科の方で、大学院進学を考えている方がほとんどかと思います。毎年、建築学生の7割程が大学院に進学しています。この記事では、なぜ大学院に行くのか、おすすめの大学院はあるのか、対策はどうすればいいのか、をまとめていきたいと思います。

なぜ大学院に進学するのか

冒頭で、建築学生の7割程は大学院に進学するということを書きましたが、何故皆大学院に行くのでしょうか?理由は下記の通りです。

  • より実践的なことを学ぶため
  • チームワークを学ぶため
  • 希望の就職先に行くため

それでは、それぞれ細かく見ていきましょう。

より実践的なことを学ぶため

第一の目的は、より実践的なことを学ぶためです。実際に学部の4年間で建築の勉強をしてきましたが、学部の4年間だけでは、ようやく建築の「け」の字が分かったくらいではないでしょうか?大学院は、進みたい分野の教授の研究室で、実務に近い実践的なことを学ぶことができます。

チームワークを学ぶため

社会に出ると、嫌でも他人と仕事をすることになります。それは事務所内の人もそうですし、建築となると、構造屋さん、設備屋さん、解体屋さん、施工屋さん、電気屋さん、本当にたくさんの分野の方と仕事をすることになります。そのためには、チームワークを学んでおくことが必要なのではないかと思います。実際に社会に出てから分かったことですが、大学院を出た方と、出ていない方では、チームで仕事をする力に差があることがほとんどです。先程も書きましたが、大学院は研究室配属なので、同じ研究室の方と、教授の研究の手伝いや、研究を進めていくことになります。その中で、チームワークを学ぶことが可能です。

希望の就職先に行くため

実際には1番の理由はこれかもしれませんが、アワブロでは、結果的に希望の就職先に就きやすい、、と書かせてください。学部卒の方よりも、大学院を卒業した方の方が、より実践的な知識を持っていますし、チームワークにも慣れています。そのため、大企業等は、大学院卒を条件としていることがほとんどです。そのため、大学院で力をつけた結果、希望の就職先に就ける可能性が上がると言えるでしょう。

オススメの大学院ってある?

私は、建築設計を専攻して学んでいたので、建築設計に重点を置いて話をしたいのですが、関東の都心か、その他かと言われたら、確実に都心の大学院の方が良いです。理由は、都心では建築系の展覧会や、イベントが多く開かれているためです。展覧会等は、自分の感性を養うのに適していますし、学ぶことも多いです。そのため、都心の大学院に進む方が、メリットが大きいです。

おすすめの大学院は、東京大学、東工大学、東京芸術大学、横浜国立大学あたりでしょうか?それぞれの校風などは、こちらの記事にまとめていますので、閲覧いただければと思います。

建築学科はどこがおすすめ!?現役の建築家がまとめます。

建築系大学院の受験対策って?

次に、大学院の受験対策について、まとめていきたいと思います。大学院の試験内容は、専攻している分野にもよるのですが、建築環境学や、構造力学、建築計画、都市計画などの座学が主となります。そして面接も行なっているところが多いです。建築設計を専攻している方は、これにプラスして即日設計と、作品集が採点に使われますます。大学によっても必要な科目や科目数が違うので、チェックしてみてください。大学院合格のために重要な点は以下です。

  • ひたすら過去問を解こう
  • 他大を受ける場合は、必ず研究室の説明会に行こう

ひたすら過去問を解こう

大学院の試験対策ですが、ひたすら過去問を解きましょう。大学院の試験内容は過去問がしっかり解ければ、簡単に受かるようにできています。(ただし、自大を受ける場合に限ります)先輩などに、大学院の試験対策や、過去問の答えをもらって、ひたすら過去問を解いてみましょう。出題されるのは、同じ問題がほとんどですので、問題なく合格の点数は超えることができるかと思います。

他大を受ける場合は、必ず研究室の説明会に行きましょう

まず、他の大学の大学院を受ける場合は、必ず研究室の説明会に行きましょう。設計系の方は、可能であれば受験に使う自分の作品集を教授などに見てもらい、顔を覚えておいてもらった方が良いかと思います。そして、他大の受験対策は、基本的には自分の大学の受験対策と同じく、主に過去問を解くことになるのですが、過去問の答えを手に入れるために、他大の大学院に進んだ先輩や、友達がいれば友達に、過去問の答えをもらいましょう!大学院の対策、特に他大学の対策は過去問の答えを入手することが必須と言えます。過去問はホームページなどから手に入ることが多いですが、答えまでは公式に出回っていないのです。

建築系大学院の受験対策まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、建築系大学院の受験対策をまとめてみました。設計系に必要な、即日設計や、ポートフォリオ(作品集)については、後日記事にしたいと思います。最後まで閲覧頂きありがとうございました。

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