皆さんは、書斎って聞いたことありますか?なんか大人な雰囲気の言葉でかっこいいですよね。簡単に言ってしまえば、趣味や仕事などをする作業部屋のことです。今回は書斎空間とはどんなものなのか、どのようなメリットがあるのか、現役建築家である私がまとめていきたいと思います。
書斎空間とは
書斎とは、主に知識人や、小説家などの自宅に設けられた、読書や書き物をするための空間です。ですが昨今は、書斎の定義も広がり、住んでいる方の趣味や作業をする部屋という認識になっています。実際に書斎空間を住宅に設けている方も増えてきています。
書斎空間の広さ
書斎空間は魅力的で、設える人も多くなってきたと言いますが、実際どの程度の大きさがあれば、書斎空間を作ることが出来るのでしょうか?豪邸でしか出来ないのでしょうか?答えはいいえです。書斎空間は、ほとんどの住宅で設えることが可能です。実際には畳2枚分くらいの面積が取れれば、充分に書斎と呼べる空間を設えることができるか思います。
書斎空間のメリット
では、書斎空間のメリットをまとめていきたいと思います。
- 作業部屋があると、作業効率が上がる
- 家族のコミュニケーション空間にもなり得る
- 小さなスペースを有効活用できる
それぞれ細かく見ていきましょう。
作業部屋があると、効率が上がる
そもそもここで言う書斎とは、趣味や読書、作業をする空間ですので、大好きな本や、物に囲まれた、魅力的な空間となります。魅力的な空間は作業意欲や、効率を上げてくれると言われていますので、趣味だと更に楽しむことができますし、作業も楽しく行うことができるでしょう。魅力的なカフェなどでは、作業も捗りますよね。
家族のコミュニケーション空間にもなり得る
書斎空間は、必ずしも壁に囲まれた部屋とる必要がありません。例えば、リビングの延長として書斎があったり、階段を上った踊り場に設けたりなど、開かれた空間を書斎とすることができます。その様な開かれた場所に作業空間を設えれば、家族のコミュニケーションの場にもなり得るでしょう。
小さなスペースを有効活用できる
住宅を作る際に、どうしても納まりが悪い空間や、無駄に感じてしまう空間が出てくるのはよくあることです。たとえば、階段下の空間などは、よく収納空間として使われたりもしますが、そのような場所にも書斎空間を作ることは可能です。こじんまりとした、秘密基地的な場所、わくわくしませんか?また、細長い空間も、書斎に適していると言えるでしょう。長い机を走らせて、後ろに本棚を設えれば、素敵な書斎空間を演出できます。きっとあなたの作業意欲も湧いてくることでしょう。
書斎空間まとめ
いかがだったでしょうか?今回は書斎空間についてまとめてみました。書斎空間はメリットしかないので、面積に余裕があったり、無駄な空間ができてしまった場合に検討してみて下さい。最後までご閲覧頂き、ありがとうございました。
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