住宅の中で、1番気にかけたい空間は、お友達等を招くリビングルームかと思います。そんなリビングルーム、せっかく注文住宅で作るのであれば、快適に、オシャレに作りたいですよね。
この記事では、魅力的なリビングルームを作るためのアイデアをまとめていきたいと思います。
リビングルームを吹き抜け空間にする。
リビングルームを魅力的なものにするアイデアの1つ目は、吹き抜け空間です。吹き抜け空間は、開放感のある空間を演出することができます。せっかく人を招くのであれば、ゆったりとした開放感のある空間があると良いですよね。また、吹き抜け空間にすることで、空間を明るくすることもできますし、自然換気を促すことも可能です。
吹き抜け空間のメリットやデメリットはこちらの記事でもまとめていますので、よろしければ閲覧ください。
リビングルームを無垢材で作る。
2つ目のアイデアとして、リビングルームの壁や床を、無垢材で作ることが挙げられます。無垢材とは、建築資材のために丸太から切った木材に無駄な加工を施していない天然の資材ことを言います。そのため、その木材は、まだ呼吸をしているとも言われています。空気中の湿度が高い場合は、湿気を吸収し、また、空気が乾燥している場合は、資材の中にある水分を空気中に発散するということです。また、木材の断熱性能はコンクリートの12倍とも言われています。無垢材で空間を演出することで、シンプルでオシャレなだけでなく、室内環境の制御までしてくれます。
リビングルームにはできるだけ壁を作らない
リビングルームを開放感のある空間にするためには、吹き抜け空間を作るだけでなく、できるだけ空間を壁で仕切らないという方法があります。キッチンダイニングとリビングを分けたいという方もいるかと思いますが、部屋を広く見せるために、できるだけ壁で仕切らない空間とすると良いでしょう。空間を仕切る、、という目的であれば、壁で仕切る方法以外でも、家具をうまく使って仕切る方法などもありますので、設計者さんに相談してみるのもいいでしょう。
リビングルームと庭を連続させた作りにする。
そしてリビングルームを広く見せるもう1つのアイデアとして、リビングルームと庭を連続して作る方法があります。リビングルームが、縁側などを介して上手く外部空間とつながっている空間は、リビングルームの広さに庭の広さをプラスして感じることができるので、開放感のある空間を演出するのに適していると言えるでしょう。
リビングルームの間取りの注意点
リビングルームを快適なものするための建築的なアイデアは前の項でまとめてきましたが、逆にリビングルームを考える際の注意点はあるのでしょうか ?
- 家族の動線をイメージする必要がある
- 収納空間を上手く配置する必要がある
それぞれ細かく見ていきましょう。
家族の動線をイメージする必要がある。
リビングルームは、住宅の中で最も人が集まる空間です。空間の中で数人が動き回ると考えたときに、なるべく不自由なく動けた方がいいですよね。ポイントとしては、行き止まりを作らないことが重要かと思います。1人が動いた時に、もう1人が動けないような作りにならないように、回遊性を意識した家具の配置、空間作りをすると良いでしょう。
収納空間を上手く配置する必要がある
次に気をつけたいのが、リビングの収納空間です。リビングルームでは、子供が勉強したり、お母さんが家事をしたり、お父さんが趣味を楽しんだりと、色々な活動が行われます。そのため、収納空間を確保しておかなければ、すぐに部屋がぐちゃぐちゃになってしまうことも、、。人を招くことも考え、スッキリした空間を作るためにも、収納空間をどこに作るのかを検討しておきましょう。TVボード等と一緒に壁面に作ってしまうのが空間の邪魔にもならずにいいかもしれませんね。
リビングルームまとめ
いかがだったでしょうか。今回は、魅力的なリビングルームにするための建築的なアイデアをまとめてみました。家具や、壁の色などを工夫することで、さらにオシャレで魅力的になるかと思いますので、インテリアについては、また別の記事でまとめてみたいと思います。
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