平屋住宅に住みたい!間取りのアイデアまとめます!

デザイン

住宅といえば、二階建てや三階建てをイメージしてしまいますが、最近では、平屋の住宅を選択される方もどんどん増えてきています。
そんな平屋住宅のメリット、デメリットはこちらの記事でまとめていますので、ご覧頂ければと思います。

平屋住宅で暮らす!価格相場、メリット・デメリットまとめ

この記事では、平屋住宅をより快適にするためのアイデアを紹介致します。

平屋住宅の気になる点

まずは、平屋住宅の空間的なデメリットをおさらいしましょう。

・家族間でのプライバシーの確保が難しい
・日光を室内まで取り入れにくい
・防犯性を考えると不安

上記のようなデメリットは、設計のアイデア次第では克服が可能です。
ではそのアイデアとはどのようなものでじょうか?

1.建築の形状と配置

まず第1に、建築の形状と配置です。
敷地形状にもよりますが、まずは以下のような3タイプが考えられます。

コの字型

コの字型の平面形状をした住宅で、空いた部分に庭を取るタイプです。
内側に大きく窓を取ることができるため、防犯性等を考えた場合に適した形と言えます。
また、細長い空間の連続ですので、日光が室内に届きやすいと言えます。
庭は一辺が外部へとつながるため、広がりがあります。

ロの字型

このタイプは、庭を完全に建築で囲っているため、防犯性は三タイプの中でいちばん高いと言えるでしょう。心置き無く庭に部屋を解放することができます。
ですが、コの字型のような庭の広がりを感じることができないのがデメリットと言えるでしょう。他のタイプと同じように、細長い空間の連続ですので、日光も問題ありません。

ストライプ型

このタイプは、どちらかと言うと細長い敷地等に適したタイプです。日光を部屋全体に入れるために、細長い空間として、庭と平行に並ぶように配置します。この時、お風呂や洗面所、収納等のサービス空間を裏側にまとめて配置するのがポイントです。細長い庭に、目一杯生活空間を接することができます。

レベル差を利用して防犯性能アップ

平屋の場合、家の中を覗かれる事などを心配する方は多いかと思います。
そんなときは、一階の床部分を、外部の地面レベルよりも、大きく上げてしまいましょう。80cmくらいあげることで、充分効果を得ることができます。

植栽を利用して防犯性能アップ

また、植栽などの外構部分を工夫することで防犯性能を上げることも可能です。
通りに面する部分には、何か植物を植えてみましょう。街の彩りも豊かになりますし、外から家の中が見られる心配も軽減します。

光を取り入れる窓の工夫

平屋建てだと、建築の形状や、周りの建築の影響で、日光を得られにくいというデメリットがあります。形状は、前の項でもまとめた通り、細長い空間の連続として考えると良いでしょう。その他で工夫できるポイントは、窓です。

壁の上部に取り付けるハイサイドライト、天井に取り付けるトップライト、などが考えられます。どちらも、上から光を取り入れられるため、部屋の中まで光を入れることに適しています。また、空気は上に流れていくのが普通ですので、ここの窓を開けることで、自然換気を促す効果もあります。

壁を工夫して、プライバシーを確保しよう。

次に、平屋建ては家族間でのプライバシーを確保しづらいという問題に対してですが、空間を仕切る壁を工夫することで、快適にすることが可能です。
例えば、収納スペース等の厚みのある壁で、空間を仕切ってみます。
プライバシーの問題の一つとして、音が挙げられるかと思います。たしかに、リビングの隣に壁1枚で自分の部屋となると、他の家族の生活音などが気になりますよね。
そのとき、少しでも厚みのあるような空間が、リビングと自分の部屋の間にあるだけで、音の問題を和らげることが出来るでしょう。

平屋住宅アイデアまとめ

いかがだったでしょうか。平屋建ての間取りのアイデアをまとめてみました。
これ以上も、その敷地に合ったアイデアがたくさんあると思いますが、敷地探しからする方は、どんな住宅にするのか、イメージしてから、その住宅を実現できそうな敷地を探すのが得策かもしれませんね。

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