解体工事の費用はどれくらい!?相場や注意点をまとめます!

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住宅の建て替えを考えている人が必ず必要になる工事として、まずは現在敷地に建っている建物を解体しなくてはなりません。
ではその費用ってどのくらいかかるのでしょうか、またどのような手順で行えば良いのでしょうか。注意点などをまとめていきたいと思います。

解体工事はどこにお願いすればいいの?

まず、どのような手順で解体工事を行なっていくのか、解説していきたいと思います。
住宅解体の目的としては大きく分けて二種類あるかと思います。
・住宅の建て替えを考えている場合
・建て替えを考えていない場合(駐車場にしてしまう等)

住宅の建て替えを考えている場合

住宅の建て替えを考えている場合は、新築の住宅の設計をお願いしている、設計事務所さん、工務店さん、ハウスメーカーさんに相談するのが良いかと思います。
もしも、新築の住宅を施工する施工会社さんが決まっているのであれば、その施工会社さんに、解体まで一括で行なってもらうという手がありますし、その方が全体の費用を低く抑えられることもあります。

建て替えを考えていない場合

建て替えを考えていない場合は、解体業者さんにお見積もりをお願いしましょう。
もしも、解体業者さんと直接連絡を取り合って、解体を進めていくのが不安だという方は、
現在建っている住宅を設計した会社や、施工した会社に相談してみてもいいかもしれません。

解体工事の費用ってどれくらいかかるの?

次に、解体工事の費用についてまとめていきたいと思います。
一般の相場はもちろん建築構造の種別によって変わってくるのですが、以下のようになります。

  • 木造 2〜4万円/坪
  • 鉄骨造3〜5万円/坪
  • 鉄筋コンクリート造4〜6万円/坪

1坪は畳二枚分の面積であり、3.24㎡ですので、例えば床面積が100㎡の木造住宅の解体見積もりが、坪4万円の場合、100㎡は約31坪ですので、31坪×4万円となり、124万円ということになります。

解体工事の費用は物件によって大きく変わることも!?

前の項で説明した解体費用の相場は、あくまでもスタンダードな敷地で、重機が問題なく敷地まで入れることができた場合です。
解体工事の見積もりの費用が上がるか、下がるかは、手壊しの範囲がどれだけ大きいか、、
にかなり依存しています。

例えば、同じ木造住宅の解体でも、道路に広く面した土地と、2mの私道を通らなくてはいけない敷地では、後者の方が、見積もりはもちろん高くなります。

解体工事の費用を少しでも抑えるためには!?

解体工事の費用はかなり大きなものですし、なおかつその後に住宅を建て替えるという方は、できるだけ解体工事の費用を抑えたいですよね。
解体工事の費用を少しでも抑えるためのポイントとしては、

  • いくつかの業者で見積もりをとる(とってもらう)
  • 家具などの残置物はできるだけ残さない
  • 繁忙期を避ける
  • 自治体に補助金の確認をする

それぞれ見ていきましょう。

解体工事の見積もりは複数の業者でとってもらう

自分で見積もりをお願いする際も、設計事務所などにお願いする際も、必ず複数の解体業者さんに見積もりをお願いするようにしましょう。
複数で取ることで、一番安いところと、高いところでは10%くらいの差が出ることが多いです。大きな買い物なので、10%は大きいですよね。また、適正な価格を知るためにも、いくつかの業者で見積もりとってもらうことをお勧めします。

解体工事の際、家具などの残置物はなるべく残さない

解体工事の見積もりの際は、解体業者さんが現地の様子を見にくるのが普通ですが、この時に家具などが残っていると、その分処分費が発生してしまい、見積もりが高くなってしまう場合があります。多くなればなるほど、手数料、処分費などがかさみ、10万〜30万円かかってしまうこともありますので、できるだけ家具は自分で処分するようにしましょう。

解体工事の依頼時期は繁忙期を避ける

次に、依頼の時期を工夫するという方法があります。決算期や年度末の12月〜3月は、解体工事が多く行われる時期ですので、もちろん見積もりも高く出てしまします。
狙い目は、4月〜6月と言われています。この時期は、年度の初めですし、解体業者さんも、人員の確保がしやすいことが考えられます。なので、スケジュールに縛りがない方は、この時期に依頼してみるといいかもしれません。

解体工事には補助金が出る場合がある

解体する建物がある市区町村によっては、自治体が補助金を出してくれる場合があります。補助金を出してくれる地域に多い特徴として、木造密集地であることが挙げられます。
木造密集地は、もし仮に一軒が火事になってしまった場合に、次々と隣の家屋にも燃え移り、大変なことになってしまうという問題を抱えています。
そのため、現在立っている木造住宅を、耐火構造である鉄筋コンクリート造などに建て替える場合などに、解体や、新築の建設費に、補助金が出る場合があります。
またその他の地域でも、補助金を出している場合があるので、念のため確認してみるのがいいでしょう。

解体工事まとめ

いかがだったでしょうか。今回は解体工事についてまとめてみました。これから建て替え、、!という方にとってはスムーズに、お得に行いたい作業の一つでもありますので、しっかり作戦を練って行えるといいですよね!

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