最近よくリフォーム、リノベーションという言葉を雑誌などで目にしませんか?
これはどちらも住宅やマンションの部屋の改修を意味します。
二つの違いはこちらの記事でまとめていますので、ご覧頂ければと思います。
この記事では、リフォームの費用やメリット、デメリットについてまとめていきたいと思います。
リフォームとは
リフォームとは、老朽化してしまった住宅やマンションの住戸を、買った当時の状況に復元する作業、工事になります。
例えば、老朽化してしまった壁紙を張り替えたり、床を張り直したり等、比較的簡単な作業に使われる言葉です。買った当時100%であった住宅の状況はもちろん老朽化によって、50%、30%に下がってしまいますが、そこに手を加えて改善してあげることで、当時の100%の状態、またはその近くまで復旧してあげることをリフォームと言います。
また、買った当時の状態よりもさらに良い状態まで改修し。新たな価値を与える工事を、リノベーションと言います。
リフォームの費用相場
まず気になるのは、リフォームにいくらくらいかかるのか、、ですよね。
一般的には、リフォームの中心的な相場は500〜600万円と言われています。
それ以上の工事となると、リノベーションと同じくらいの規模になるようですね。
リフォームは気になる部屋を部分的に施工することもできますので、それぞれの相場をまとめていきます。
水回りリフォームの費用相場
- キッチン 100〜150万円
- 浴室 100〜120万円
- トイレ 30〜40万円
- 洗面所 30〜40万円
居室リフォームの費用相場
- リビング 100〜150万円
- ダイニング 100〜150万円
- 寝室 50〜100万円
- 子供部屋 50〜100万円
エクステリアリフォームの費用相場
- 外壁 90〜120万円
- 屋根 100〜150万円
- 柵 60〜90万円
- 駐車場・ガレージ 50〜100万円
以上の気になる点をいくつか合わせてリフォームし、500〜600万円くらいで実施する人が多いようですね。自分たちのライフスタイルやお財布と相談して、戦略的に実施したいですね。
リフォームのメリット
リフォームとは何か、どれくらいお金がかかるのかは、少し分かってきましたね。
それでは、リフォームのメリットをまとめていきたいと思います。
- 建て替えやリノベーションと比べて費用が安く済む
- リノベーションと比べて工期が短い
- 住み慣れた家の雰囲気を残すことができる
それぞれ細かく見ていきましょう。
建て替えやリノベーションと比べて費用が安くなる
お家の建て替えやリノベーション、リフォームなどはとにかく大きなお金がかかりますよね。
その中でもリフォームは、その他の建て替えやリノベーションに比べると費用を低く抑えることができます。必要な部分のみを改修できるのが、リフォームのメリットとも言えますので、全体の間取りを変更するリノベーションよりも低く抑えられるというのはイメージできますよね。
リノベーションと比べて工期が短い
もう一つのメリットとして、構想段階から、施工完了、新たに生まれ変わるまでの時間が短くて済むという点が挙げられます。間取り変更などを行うリノベーションは、新たにお施主様と打ち合わせを重ね、要望をまとめて間取りの設計を行う必要がありますから、その分時間が長くかかってしまいます。お仕事が忙しく、あまり時間を取れない方には嬉しいですよね。
住み慣れた家の雰囲気を残すことができる
最初にリフォームの定義をまとめた通り、リフォームは、壁紙を張り替えたり、床を張り直したり等、老朽化してしまった住宅やマンションの住戸を、買った当時の状況に復元する作業、工事になります。つまり、間取りの変更などは無く、最低限のお金で、あなたが今まで暮らしてきた住戸を購入した当時のような状態に直すことがきます。
生活環境に大きな変化がなく、現在の住戸の良さをそのまま活かしたいという方にはぴったりと言えるでしょう。
リフォームのデメリット
- 建て替えやリノベーションに比べると自由度が低い
- 当初の見積よりも余分にお金がかかってしまうことがある
- 高金利のローンになる場合がある
以上のようなデメリットを挙げられるかと思います。
それぞれ見ていきましょう。
建て替えやリノベーションに比べると自由度が少ない
リフォームは、購入した当時の状態に復旧するような工事ですから、基本的には間取りの変更などは行うことができません。間取りの変更ができないということは、現在ある部屋の形をそのままに、壁や床等を綺麗にすることを目的とします。そのため、生活環境に変化があり、現在の生活と、既存の間取りにズレがあるなどと感じている場合は、思い切ってリノベーションや建て替えをしてしまう方があっていると言えるでしょう。
当初の見積よりも余分にお金がかかってしまう場合がる
これはどういうことかと言いますと、改修作業は、実際にやって見ないと分からない点が多いということです。実際に壁を剥がして見たら、建築の柱などに問題があった、、など別の問題が出てくることは少なくありません。その場合、その部分の補修なども行う必要が出てきますので、その分余分にお金がかかってしまいますよね。
高金利のローンになる場合がある
例えば、住宅やマンションを購入して、その部屋をリフォームする場合は、住宅ローンと、リフォームローンに分けて利用することが一般的と言われています。
リフォームローンは担保が無しで、借り入れすることが可能なのですが、その代わり高金利であり、返済期間も長くて15年程度と短い場合が多いです。さらに、借り入れの最大金額も大きくても500万円程度となり、それ以上のリフォームを予定している人にとっては、資金不足になりがちかもしれません。
リフォームのまとめ
いかがだったでしょうか。今回は、リフォームの費用や、メリット、デメリットについてまとめて見ました。大きな買い物ですので、自分たちのライフスタイルやお財布と相談して、戦略的に行いましょう。
建て替えや、リノベーションについてはこちらの記事にもまとめていますので、ご覧頂ければ幸いです。
コメント