新居を探す際、マンションと戸建て、どちらを選ぶのが正解なのか。
このページでは以下の10項目からマンションと戸建てを徹底比較していこうと思います。
マンションと戸建て 徹底比較-費用編-
- 購入価格
- 資産価値
- 維持費
- 固定資産税
- 駐車場代
- 間取りの自由度
- リフォーム、リノベーション
- 住み心地の良さ
- プライバシー
- バリアフリー
以上の10項目から、マンションと戸建てを徹底比較していきます。
まずは、費用編です。
マンションと戸建の購入価格
まずは一番気になる価格から見ていきましょう。同程度の広さのマンションと戸建を比較した時には、戸建の方が比較的高くなる 傾向があります。
それは何故か、、、
マンションでは土地が個人の資産にならない。
マンションは一戸建てと違い、自分の土地というものがありません。
一戸建ては土地も資産になるため価格が高い
一戸建ての場合は、実際に住む家+土地が資産となるため、土地が資産とならないマンションよりも高くなる傾向にあります。
仮に同じ立地条件で同程度の広さを持つ土地に戸建だったら2世帯しか入らないが、マンションにすれば作り方によっては10世帯入れることができるかもしれません。そうした場合に、マンションの方が比較的安く販売できる、、ということが分かるかと思います。
もちろん都心のマンションが郊外の住宅より高価であることはざらにあります。
しかし、同程度の広さや立地で考えた場合はマンションの方が比較的安いことがわかりますね。
マンションと戸建の資産価値
それぞれの資産価値を比較していきましょう。まずそれぞれに共通して言えることはマンションも戸建ても資産価値は維持管理状態に依存するということでしょうか。
30年経ったマンションで、綺麗なものとそうでないものを比べたとしたら、それは綺麗な方が価値が高いに決まっていますよね。
マンションの資産価値
建築的な観点から見たときに、木造であるか、コンクリートであるか、で大きく違うと思います。
一般的に建物の寿命は木造30年、コンクリートが50年と言われています。
マンションの場合、コンクリート像であることが多いので、寿命は50年です。
つまりそれを超えると売却するときに値段が付かないことが多いです。
逆に30〜40年時点では、管理がされていれば、まだ値段が付くということです。
戸建ての資産価値
住宅でいうとマンションとは逆に木造で作られることが多いです。
住宅の寿命は30年と言いますから、それを超えてくると、売却時の価格=土地の価格そのまま
となることが多いようです。
そして最後に両方に言えることは、立地がどれだけ良いかということ。
同程度の維持管理状態で駅が近いマンションと遠いマンションでは、駅が近いマンション方が、価値が高いことは分かりますよね。
それと同じく、立地の良い土地は価値が高いので、その評価はそのまま住宅の資産価値に直結するということです。
資産価値は、建築の構造、維持管理、立地に依存する。
マンションと戸建の維持費
マンションと戸建の維持費は、結論から言うと、マンションの方が多くかかってくる傾向にあります。
マンションの維持費
マンションでは、所有者全員で、建物を維持することが求められます。そのため、管理費と修繕のための積立金を払う義務が生じます。大体の相場ですが、管理費と積立金は合わせて月に2万円程です。要するに2万円×12ヶ月、年間24万円が確実に管理費と積立金にかかる計算となります。
戸建の維持費
戸建の場合、所有者は自分自身なので、維持管理をするのも自分自信となります。
つまり毎月管理費や積立金を払う義務は生じません。
しかし、家に住むということは必ず維持管理費がかかってきますので、計画的に行う必要があります。本当に必要な部分だけ修繕するなど、自由にやっていける部分はメリットと言えるかもしれませんね。
維持管理費は両方ともかかるが、戸建の方が自由度が高いため、安く抑えられる可能性がある。
マンションと戸建の固定資産税
マンションでも戸建でも、不動産を所有していると、固定資産税というものがかかります。
固定資産税というのは土地と建物、それぞれにかけられ、その2つの数値の合算のことを指します。
固定資産税は、「固定資産台帳」によって定められている「評価額」に税率をかけて算出します。
土地の固定資産税=土地の評価額×1.4%×1/6で算出され、建物の固定資産税=建物の評価額×1.4%で算出されます。
土地の固定資産税は1/6されてしまうので、土地が多い戸建の方が比較的固定資産税が低く済むと考えられます。
また、資産価値の項目でも書きましたが、コンクリート造の方が木造よりも固定資産税の建物評価が高く見積もられることが多いです。そのため、戸建住宅の方が比較的固定資産税が低く済むと考えられます。
マンションと戸建の駐車場代
ここまで維持費管理費、固定資産税など、所有する不動産のランニングコストについて話しましたが、その他にも負担となるのが駐車場代です。
マンションの場合
駐車場の有無や駐車可能台数は、それぞれのマンションにもよりますが、多くの場合、敷地内の駐車場を使うことができても、駐車場料金がかかります。また敷地内に駐車場がなかった場合、周辺駐車場を借りることになるので、もちろんコストがかかりますよね。
駐車場料金の相場は、都内の場合2〜4万円かかるところが多いようです。
戸建の場合
戸建の場合は、敷地内に駐車場を作ってしまえば、月々の駐車場代はかかりません。また、敷地が小さい場合でも、一階部分を外部に開放したピロティにしてしまえば、駐車が可能となります。
駐車場代は、自分の敷地内に駐車スペースを作ることができる戸建住宅が有利
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